「何度もマッサージに通っているのに、肩こりが改善しない」
この悩みは非常に多いです。その場では軽くなる。楽になった気がする。けれど数日後には元通り、あるいは前より重く感じる。こうした状態を繰り返している方は少なくありません。
肩こりは単なる筋肉疲労ではなく、姿勢・呼吸・骨盤バランス・血流・生活習慣などが複雑に絡み合って起こります。にもかかわらず、硬い部分だけを強く押すだけのマッサージでは、根本的な改善にはつながりにくいのが現実です。
「気持ちよさ」と「改善」は別物です。
本当に肩こりを改善したいのであれば、どこが硬いかだけでなく、なぜそこが硬くなっているのかを見極める必要があります。
今回は、マッサージで改善しない肩こりの正体と、本当に必要な視点について解説していきます。
マッサージで改善しない肩こりの正体なぜ何度通っても肩こりは戻るのか
なぜ何度通っても肩こりは戻るのか原因に触れていないマッサージの限界

肩こりが改善しない最大の理由は、「結果」にだけアプローチしているからです。肩が硬いから肩を押す。首が張っているから首を揉む。これは決して間違いではありません。しかし、それだけでは不十分です。なぜなら、肩こりは“肩そのもの”が原因で起きているとは限らないからです。
慢性的な肩こりの多くは、胸の筋肉が縮こまり、肩甲骨が外側に引き出され、猫背姿勢が固定されることで発生します。さらにその背景には、骨盤の前傾・後傾、太ももの緊張、体幹の弱化などが隠れていることも少なくありません。つまり、肩は「結果」であり、「原因」は別の場所にあるケースが非常に多いのです。
一時的に血流が良くなれば確かに楽になります。しかし姿勢や重心バランスが変わらなければ、同じ筋肉に再び負担が集中します。そして数日後、また元通り。この繰り返しが「何度通っても戻る肩こり」です。
本当に改善を目指すマッサージは、硬い部分を揉むことではなく、「なぜそこが硬くなったのか」を見抜くことにあります。原因に触れているかどうか。それが、ただのリラクゼーションと改善型施術の分岐点です。
なぜ何度通っても肩こりは戻るのか生活習慣が変わらなければ戻る
デスクワーク、長時間のスマホ操作、浅い呼吸。これらはすべて肩こりを慢性化させる大きな要因です。現代人の多くは、胸を閉じ、肩を内側に巻き込み、首を前に突き出した姿勢で長時間過ごしています。この姿勢は、僧帽筋上部や肩周辺に常に緊張を与え続けます。
どれだけ質の高いマッサージを受けても、日常生活が変わらなければ、筋肉は再び同じ緊張状態に戻ります。これは施術の問題というより、「環境と習慣」の問題です。身体は使い方に適応します。悪い姿勢を続ければ、それが“標準状態”として固定されてしまいます。
改善とは、「その場で軽くなること」ではありません。「戻りにくい状態を作ること」です。そのためには、施術によって整えた身体を、日常でどう維持するかが重要になります。呼吸を深くする意識、胸を開く姿勢、長時間同じ体勢を避ける習慣。こうした積み重ねが、初めて改善へとつながります。
マッサージは魔法ではありません。しかし、正しく使えば強力なリセット手段になります。その後の生活習慣と組み合わさってこそ、本当の肩こり改善が成立するのです。
なぜ何度通っても肩こりは戻るのか強い刺激=改善ではない
「強く押してもらった方が効いている気がする」
そう感じる方は少なくありません。確かに強い刺激は、その瞬間に強烈な爽快感を生みます。しかしそれが必ずしも改善につながるわけではありません。
筋肉は過度な刺激を受けると、防御反応としてさらに緊張する性質があります。強い痛みを我慢し続けると、交感神経が優位になり、身体はリラックスどころか戦闘モードに入ります。その結果、施術直後は軽く感じても、翌日にはかえって硬さが増すこともあります。
改善を目指すマッサージに必要なのは「強さ」ではなく「正確さ」です。どの筋肉が過緊張を起こしているのか、どの方向に制限があるのか、どこを緩めれば連動が回復するのか。この見極めがあってこそ、適切な圧が決まります。
必要なポイントに、必要な深さで、必要な時間だけアプローチする。これが的確な施術です。無理なく筋肉が緩み、血流が整い、呼吸が深くなる。その積み重ねが「戻りにくい肩」へと変わっていきます。
強さに頼るのではなく、構造を理解した施術こそが、本当の改善型マッサージと言えるのです。
マッサージで改善しない肩こりの正体胸・肩甲骨・骨盤を見ない施術の限界
胸・肩甲骨・骨盤を見ない施術の限界胸が開かなければ肩こりは終わらない

肩こりの多くは、実は“背中”よりも“前側”に原因があります。特に大胸筋や小胸筋といった胸の筋肉が縮こまることで、肩は前方へ引き出され、いわゆる巻き肩の状態になります。この姿勢が固定されると、肩甲骨は外側に広がり、首や僧帽筋上部に常に負担がかかる構造になります。
胸が閉じたままでは、どれだけ肩を揉んでも一時的な緩和にしかなりません。なぜなら、肩が引っ張られている状態そのものが変わっていないからです。これは、引っ張られているロープの先端だけを緩めようとするようなもの。本質的な解決には、ロープを引いている側を整える必要があります。
また、胸が縮こまると呼吸も浅くなります。浅い呼吸は交感神経優位の状態を作り、筋緊張を助長します。つまり、胸の硬さは姿勢だけでなく、自律神経にも影響を及ぼすのです。
肩こり改善を目指すなら、肩だけで完結させないこと。胸を開くアプローチを含めた施術でなければ、根本的な改善は難しいと言えます。前側から整える視点があるかどうかが、技術力の分かれ目です。
胸・肩甲骨・骨盤を見ない施術の限界肩甲骨は“動き”が重要
肩甲骨は単なる“ほぐす対象”ではありません。本来、上下・内外・回旋といった多方向の動きを持つ、非常に可動性の高い骨です。しかし慢性的な肩こりがある方の多くは、この肩甲骨の可動域が著しく低下しています。いわゆる「張り付いた肩甲骨」の状態です。
肩甲骨が動かなくなると、その周囲の筋肉は常に同じ位置で固定されます。すると僧帽筋や肩周辺の筋肉に負担が集中し、血流も滞りやすくなります。揉んだ直後は軽くなっても、動きが戻らなければまたすぐに硬くなるのはこのためです。
改善型のマッサージでは、単に圧をかけるだけでなく、肩甲骨の滑走性や可動性を意識したアプローチが必要になります。動きを出すことで、筋肉の負担が分散され、自然なポジションへ戻りやすくなるのです。
「どれだけ強く揉むか」ではなく、「どれだけ動きを取り戻せるか」。ここに施術の質の違いが現れます。肩甲骨を“動かす視点”があるかどうかが、肩こり改善の鍵になります。
胸・肩甲骨・骨盤を見ない施術の限界骨盤が土台である理由
肩こりと骨盤。一見すると離れた場所のように感じますが、実際には深く連動しています。骨盤は身体の土台であり、ここが前傾・後傾・左右差などで崩れると、背骨全体のカーブに影響が出ます。背骨は一枚の板ではなく、連動する構造です。土台が傾けば、上部も必ずバランスを取ろうとします。
例えば骨盤が後傾すると、背中は丸まりやすくなり、胸が閉じ、肩が前に出ます。逆に前傾が強すぎると、腰が反り、上半身が過緊張状態になります。どちらにしても、最終的な負担は肩へと集まります。
骨盤を見ずに肩だけを施術するのは、傾いた建物の最上階だけを修理するようなものです。一時的には整っても、土台が不安定なままでは再発しやすいのは当然です。
肩こり改善には、全身の連動を見る視点が不可欠です。胸・肩甲骨・骨盤。この三点がどのように影響し合っているかを把握して初めて、本当の意味での改善に近づきます。局所ではなく、構造全体を見る。そこに技術の差が生まれます。
マッサージで改善しない肩こりの正体本当の「改善」とは何か
本当の「改善」とは何か戻りにくい状態を作ること

改善とは「一瞬楽になること」ではありません。
施術直後に軽くなるのは当然です。問題は、その状態がどれだけ持続するかです。
肩こりが慢性化している方の多くは、筋肉が硬くなっているだけでなく、姿勢バランスが崩れています。胸が閉じ、肩甲骨が外へ広がり、骨盤が傾く。その状態でいくら血流を良くしても、構造が変わらなければ負担は同じ場所に戻ります。
持続性を高めるためには、筋肉を緩めるだけでなく、「負担が集中しない位置」に身体を戻す必要があります。つまり、血流改善+姿勢バランスの修正。この両輪があって初めて、戻りにくい身体が作られます。
その場で軽くする技術と、戻りにくい状態を作る技術は別物です。後者には、全体を見立てる視点と、組み立てる力が求められます。改善とは結果ではなく、状態設計です。どこまで計算して施術しているかで、未来の身体は変わります。
本当の「改善」とは何か身体の使い方を変えること
肩こりは偶然起きているわけではありません。日々の姿勢、呼吸、座り方、立ち方。その積み重ねが、今の身体を作っています。つまり肩こりは“習慣の産物”です。
どれだけ質の高いマッサージを受けても、施術後にまた胸を閉じ、浅い呼吸を続け、首を前に突き出す姿勢を取っていれば、筋肉は再び緊張します。改善を加速させるためには、施術で整えた状態を基準に、身体の使い方を少しずつ変えていく必要があります。
例えば、胸を軽く開く意識を持つこと。肩甲骨が下がる感覚を覚えること。深く呼吸を入れること。これだけでも筋緊張の戻り方は大きく変わります。
マッサージはゴールではありません。スタートです。整えた状態をどう活かすか。そこまで設計されている施術は、改善のスピードが違います。身体任せではなく、意識を含めて変えていく。これが本当の改善プロセスです。
本当の「改善」とは何か技術力が差になる
肩こり改善を掲げるサロンは数多くあります。しかし「どこまで見ているか」で、その中身は大きく異なります。
肩の硬さを取るだけで終わるのか。それとも、胸・肩甲骨・骨盤まで一貫して評価し、なぜそこに負担が集まっているのかを分析しているのか。この違いは、結果の持続性に直結します。
本当の意味での改善型マッサージは、表面的なコリを取る施術ではありません。構造を読み取り、優先順位を決め、全身のバランスを組み立て直すプロセスです。どこから緩め、どこを動かし、どこを安定させるか。その設計があるかどうかが、技術力の差になります。
強さや派手さではなく、的確さ。経験値だけでなく、構造理解。肩こり改善を本気で目指すなら、施術が“組み立てられているか”を見ることが重要です。
改善とは偶然ではなく、技術の結果です。
マッサージで改善しない肩こりの正体まとめ
マッサージで改善しない肩こりの正体は、「原因を見ていないこと」にあります。
肩だけを揉む施術では限界があります。
胸・肩甲骨・骨盤という全身の連動を整えてこそ、肩こりは戻りにくくなります。
その場の気持ちよさではなく、持続する変化を。
それが本当の改善です。
肩こり改善を本気で目指すなら
肩だけを押して終わるマッサージではなく、
全身バランスを見ながら組み立てる施術を体験してみてください。
慢性的な肩こりでお悩みの方は、
一度、身体の土台から整えるケアを受けてみることをおすすめします。
本気で改善を目指す方のご来店をお待ちしております。
メニュー紹介
ほぐし処りおんは、新栄町駅徒歩6分の肩こり・腰痛・ひざ痛改善サロンです。24時間・土日祝も営業。運動療法を用いた【りおん式整体改善コース】が初回半額。深部からほぐす独自手技や豊富なメニューを提供。簡単予約&キャッシュレス決済対応。
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新栄町駅のマッサージ整体・ほぐし処りおんオーナー兼セラピスト整体師 りおん

新栄町駅のマッサージ整体・ほぐし処りおんメッセージりおん
当マッサージ整体では「極上の空間で最高のマッサージ」をモットーにしております。
生花や豊富なノンカフェインのドリンクサービス。清潔感のある空間とラグジュアリーを感じられるプライベートサロン。静かな空間に静かなBGM、室温、湿度、換気や空気清浄機にもこだわっています。加湿器は加熱式ですので、カビ等の心配がありません。冬場は電気毛布で施術台を暖めておきます。施術台、ソファ、テーブル、スリッパは毎回消毒し拭き上げています。トイレも毎回掃除してお出迎えしております。
リラクゼーションを感じるには1つでも欠けてはいけません。
マッサージが最高であるのは当然ですが、やはり、お客様に喜んでいただけた瞬間が本当に嬉しいです。
リラクゼーション、整体、マッサージの知識や技術磨きを日々精進しております。
そしてこの新栄町周辺の地域に少しでも貢献していけたらと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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